CASE
導入事例
長野銀行様
伝票等一括発注・管理業務
事務効率化サービス
- 導入事例の概要
- 長野銀行では、経営計画の1つに「業務プロセスの効率化・ローコストオペレーションの推進」を掲げ、業務の効率化と経費の削減を目指すなかで、諸用紙管理に着目しました。
もともとは子会社が発注、倉庫の在庫管理、各印刷会社との取次事務を行っていましたが、20社余りの印刷会社との個別の交渉に加え、発注や在庫管理も手作業で行っていたため業務負荷が高くなっていました。
- サービス内容
- 導入前の課題
- 課題は、大量の在庫を抱えてしまうことと多種にわたる用度品の調達・管理の事務負担が大きいことでした。
通常は、年に2回、2月と8月に定期請求をしていましたが、期中での品切れを回避するために多めに発注する傾向がありました。このため、過大在庫を抱えて倉庫スペースも必要としていました。
また、帳票によって印刷会社が異なっていたため、各印刷会社と都度単価交渉を行う必要があり、発注・管理のための要員も必要となっていました。
- 導入の経緯・決め手
- 在庫管理による印刷物費の減少および業務の効率化を目指し、2013年上半期に導入を決定し、2013年10月から試行運用を開始しました。
- 導入による変更点
- 本サービス導入により、毎月必要な諸用紙を必要な分だけ都度発注できるようになりました。また、従来は本部で各営業店の注文を集計し、SocioFutureへデータを転送していましたが、2019年上期からはWEBオーダーシステムを導入し、営業店から直接SocioFutureへ注文できるようになりました。
配送に関しても、従来は帳票ごとに異なる印刷会社から受領していましたが、今ではSocioFutureからの受領に一本化できました。※
※重要書類のみ銀行本部から警送便にて送られてくるものを受領します
- 導入効果
- 用度品の調達・管理にかかる一連の事務をSocioFutureに委託したことで、子会社を解散し、倉庫スペースを他活用することができました。都度発注できることで営業店も必要以上の在庫を持たなくなり、省スペース化と在庫管理負担の軽減につながっています。また、在庫と使用量がデータ化されたことで使用傾向がわかり、在庫の圧縮や不動在庫の整理等によりトータルコストを下げることができました。
さらに、業務委託先がSocioFutureだけになったため、各印刷会社との交渉がなくなりました。帳票類についてもデータ化やPDF化が可能なものは随時変更しており、印刷コストの削減につながっています。
上記により、諸用紙費用は導入前に比べ年平均で約27%削減され削減効果は継続しています。
- 今後の活用方針
- 月例での実績の報告、半期ごとのデータ分析等のコンサルティングを受けており、不動在庫化している帳票等がわかるようになったため、帳票の改廃の検討と事務の見直しを進めたいと考えています。
- Profile
長野銀行
URL https://www.naganobank.co.jp/