CASE
導入事例
那覇市国民健康保険課様
預貯金等照会システム(DAIS)
事務効率化サービス
- 導入事例の概要
- 那覇市では、市民の利便性と収納率の向上のためペイジー口座振替サービスやコンビニエンスストア等(LINE Pay、PayPay含む)収納の導入などに取り組んでおりました。
滞納整理事務においては、滞納者の担税力把握のため預貯金を主とした財産等の調査を行いますが、金融機関とのフロッピーディスクの受渡や紙文書の郵送等などにより行っていました。
- サービス内容
- 預貯金照会のデジタル化
- 導入前の課題
- 従来のフロッピーディスクや紙文書による照会では、回答を得るまでに時間を要するだけでなく、指定された支店まで足を運んだり、紙文書の準備から発送、回答の処理等手間がかかるという課題がありました。
- 導入の経緯・決め手
- 那覇市ではデジタル技術を活用した業務改革の推進のため、今年度から企画調整課内にデジタル化推進室を設定するなど、デジタル化へ向け取り組んでおりました。
今回のキャンペーン利用のお話をいただけたこと、県内大手銀行の琉球銀行と沖縄銀行に対応していることから、導入に至りました。
また、システム構築等の導入コストがかからず、LGWAN-ASPサービスで、ログインIDとパスワードだけでシステムを利用できることも決め手の一つでした。
- 現在の活用方法
- 那覇市では主に、納税課、国民健康保険課、保護課でDAISを利用しています。
国民健康保険課では、調査を希望する職員からの依頼があった場合、システムに慣れるために、その都度(1日1回程度)依頼をかけていますが、今後は、取りまとめたうえで週に1回とするなど計画的に照会をかけていきたいと思います。
操作性についても問題なく、担当職員もすぐに操作に慣れました。
- 導入効果
- 照会から回答までの期間の短縮
- 銀行へ出向く必要がなくなる
- 業務スケジュールの管理がしやすくなる
- 今後の活用方針
- 照会から回答までの期間が短縮され、かつ、銀行へ出向く必要がなくなったので、業務スケジュールの管理がしやすくなったことで、課題を解決することができました。
より効率的かつ迅速な担税力の把握と、それに応じた滞納整理に取り組んでいきたいと思います。
- Profile
那覇市国民健康保険課
https://www.city.naha.okinawa.jp